Dr. Devon MacEachron によるギフテッドについての説明

こんにちは。

 

最近は暑さも和らぎ、夜が過ごしやすくなってきましたね。

 

 

 

本日は、以前にも記事をご紹介した Dr.Devon MacEachron の 

 

HPに掲載されているギフテッドについての説明をご紹介します。

 

(なお、ギフテッドや2Eの定義については、アメリカや他の国でも未だに一つに定まったものはありません。ですので、こちらも一例として読んでいただけると幸いです。)

 

 

 

私の息子も、総IQは高いものの、得意と苦手な分野がはっきりとあります。何かに特に秀でている様子もなく、どちらかと言うと今は困り感の方が目立っています。

 

こちらを読み、息子の興味のある分野や夢中になれることと結びつけながら、得意と苦手分野の両方を伸ばしていける方法を、これからもっと具体的に考えていけたらいいなと思いました。

 

 

 

 

オリジナルサイトはこちらになります。

 

 

https://drdevon.com/gifted-and-talented/

 

 

 

 

 

ギフテッドは全般的にギフテッドである場合もあれば、(例えば、IQが130のような任意の「カットオフ値」以上であることなど)、特定の 

領域でギフテッドである場合があります。

 

IQのような包括的尺度は、言語理解、視覚空間認識、流動性推理、記憶、処理速度、その他の能力を含む多くの異なる能力の複合物であ

ることを理解することが重要です。

 

ギフテッドであれば、すべてのことに長けているというわけではありません。

 

全てにおいて優れているとは言えないが、1つまたは複数の能力領域で卓越した強さを発揮する分野がある場合もあります。

 

例えば、Matthewという子は、非常に優れたな流動性推理能力、視覚空間認識能力、数学的才能を持っていますが、処理速度は非常に遅い。

 

その結果、彼の総IQスコアは130を下回りますが、彼は確かにギフテッドであると私は考えます。

 

 

 

 

 

ギフテッドは、通常とは違う教育プログラムとサービスが必要です。

 

彼らは自分は同級生とずれてると感じたり、社会的に異なっていると感じたりしていることが多く、教えられていることの80%以上を既に知っている教室では知的に刺激されません。

 

州や学校の基準を最低限満たすことに焦点を当てた、一斉授業に参加することは、そのような生徒にとって非常に苛立たしい経験となり得るのです。

 

授業が簡単すぎてしまう生徒は、好ましくない行動をとったり、注意を引こうとしてふざけたり、注意欠陥障害(ADD)や学習障害(LD)があるように見えることがあります。

 

あるいは、高い能力を持っているにもかかわらず、学ぶ意欲を失ったり、指示に注意を払わないことに慣れてしまったりして、成績が悪いことがあります。

 

刺激を受けていないギフテッドは、学習や学校への熱意を失うことが非常に多いのです。

 

 

 

 

 

 

 

私に何ができるでしょうか?

 

 

 

まず、生徒のニーズを特定します。

 

ギフテッドと学力のアセスメントでは、生徒の認知力の強さと弱さ、生徒の学力に対して能力、興味、強い好み(affinity)を比較して、生徒の学力を深く理解します。

 

次に,相対的に弱い部分を改善しながら,長所を伸ばし興味を深めることのできる学習計画をデザインします。

 

ギフテッドもしくはタレンテッドである生徒の大半は、すべての分野で同等のスキルを持っているわけではなく、一部の分野では同級生よりもはるかに優れているが、他の分野では平均的なレベル、または平均以下のレベルである可能性があるため、これは重要です。

 

例えば、読解力が平均的なレベルでありながら、数学が好きで、視覚空間認識のスキルではギフテッドであると認められ、創造的にレゴで遊んでいる若い生徒がいたとします。

 

彼には、数学と科学のアクセラレーション(早修)、ロボット工学とエンジニアリングに関するサマーキャンプへの参加、加えて、SFの読解やテクノロジー雑誌の定期購読を通して読解力の向上を図ることなどが良いかもしれません。

 

  

 

私は、ギフテッド教育のベストプラクティスに基づいて具体的に学校を推薦したりしますが、課外活動や夏の活動など、学校の外でエンリッチメント(拡充)プログラムとなる機会を提供することで、親が非常に重要な役割を果たせると感じています。